ごあいさつ
クラウド技術の本質を理解し活用できる人材の育成
ビッグデータの分析手法、新しいビジネス分野の創出といった社会の具体的な課題に対して、クラウド技術を活用し課題解決ができる人材を育成するプログラムです。
クラウド技術の基礎知識を習得した学生を対象として、短期集中合宿(東日本と西日本それぞれで実施予定)と分散PBLを実施します。複数人でチームを組み、アプリケーションや情報システムを実際のクラウド基盤上で実装します。さらに、モバイル対応、負荷分散・スケーリング、大規模データ解析等を行うことで、クラウド技術の本質を理解し、その導入によって可能となる問題解決方法や効果について、プロジェクトを通して実践的に体感することができます。
ビッグデータ・AI分野 代表
大阪大学 大学院情報科学研究科 教授
楠本真二
取り組みの概要
enPiT-Cloudは、クラウドコンピューティング、プロジェクトマネジメント、ソフトウェア工学について教育・修得すべき内容を体系的・実践的に取り込んだ教育プログラムです。このプログラムは、ソフトウェア工学の分野において最新の研究を進めている連携大学、参加大学の専門家と、クラウドコンピューティング技術やプロジェクトマネジメントなど、実践的なソフトウェア開発技術を有する連携企業の力を結集して進められています。
また、情報技術を利活用して新しいものやサービスを生み出すという視点も重視されています。企業の実務家講師によるクラウドシステムの事例をビジネス面を含め紹介する講義や、クラウドシステムの利活用をする際に必須な知識として、ロジカルシンキングやクリエイティブシンキングなどの演習も行っています。
enPiT-Cloudは、4つの教育グループで構成されています。詳細は「実施体制」のページをご覧ください。
- Cloud Spiral(大阪大学・神戸大学)http://cloud-spiral.enpit.jp
- クラウド実践道場(東京大学)https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/enpit/resources/enPit1/enpit/enpit-cloud.ci.i.u-tokyo.ac.jp/index.html
- Cloud Bauhaus(東京工業大学)http://www.itpro.titech.ac.jp/
- Cloud Q9(九州工業大学)