事業期間:2012年度〜2016年度

BizApp ビジネスアプリケーション分野

ごあいさつ

先端情報技術を有機的に活用した実践的問題解決

進化を続ける先端情報技術や情報インフラを有機的に活用し、潜在的なビジネスニーズや社会ニーズに対する実践的な問題解決ができる人材を育成するプログラムです。

基礎知識習得の段階では、先端技術を活用した問題解決に必要な基礎知識を習得します。短期集中合宿では、システム開発技法・ソフトウェア工学といったプロジェクト型開発能力、ユーザーセンタードデザインのための問題分析・情報デザイン力、モバイル端末を利用した先進社会基盤へのアプリケーション実装能力までカバーし、ミニPBLを通じて実践力を磨きます。分散PBLでは、アプリケーション開発プロセスの体験に加え、品質確保を意識したドキュメンテーションやレビュー、プロジェクトマネージメントを実践します。

ビジネスアプリケーション分野 代表
筑波大学 システム情報系 情報工学域 教授
河辺 徹

取り組みの概要

社会のさまざまな問題を解決するには、情報技術が不可欠です。
しかし、情報技術によって問題解決をはかるには、情報や技術に関する幅広い知識やスキルだけでなく、世の中のニーズを察知する能力、ニーズに対して適切に技術を組み合せて利活用する能力も欠かせません。
enPiTビジネスアプリケーション分野では、筑波大学、公立はこだて未来大学、産業技術大学院大学の3大学が連携して、そのような能力をあわせもった人材の育成を行っています。
カリキュラムは、約2週間の短期集中合宿と、それに続く分散PBL(プロジェクト型学習)から構成され、先端情報技術、問題解決のための情報技術の適用と利活用の方法の習得を重視した内容になっています。
さらに、これらの学習をより効果的なものとするために、基礎知識を学ぶための事前学習科目も用意しています。
enPiTのプログラムは主に博士1年生を対象にしていますが、それ以外の学生も履修可能です。
また、連携大学以外の学生にも、参加大学の学生として広く門戸を開放しています。

ビジネスアプリケーション分野の概要

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